「失敗は成功のもと!」って言葉に注意しときたい1つのこと
「失敗は成功のもと!」なんて言葉はよく聞くと思います。
僕自身「父や会社の先輩たちと同じになりたくない!」って理由で今の生活スタイルになってるわけですし(将来には目を背けつつ)。
内向的で不安傾向が高い気質があるんで、この考え方は自分には合ってると感じてます。
ただ、この考え方に1つだけ注意しといた方が良さそうだなって話を見たので書いておこうかなと。
それは「自分自身の失敗は成功のもとにはならないかもね」って話です。
『(他人の)失敗は成功のもと』になりやすいんじゃないの?
参考にしたのは、以下の記事の『人間は失敗から学べるのか?』ってところ。
記事のなかで紹介されてる実験によると、『失敗』を意識した人たちは『成功』を意識した人たちより学習能力が下がってテストの成績が落ちたとのこと。
さらに『他人の失敗』を観察した後にテストをしたら、『失敗』を意識した人たちもテストの成績が上がったんだとか。
テストの成績が下がった原因としては「自尊心が減ったからじゃない?」なんて推測がされてます。
つまり「自責の念が強い人に当てはまるんじゃないの?」って気がしてます。
実体験からしても「オレはなんてバカなんだ…」って落ち込むだけ落ち込んで、とくに対策も考えずに時間だけ過ぎてくってのはよくやってましたんで。
この実験から教訓を得るとするなら
・自分を責める傾向が強い人は、自分の失敗は許すか受け入れるって方が成功につながるし、メンタルにも優しい
・『人の振り見て我が振り直せ』が、失敗を成功に活かしやすい
・自分の失敗を受け入れたいなら、記録をとって『他人』として見直してみる
って辺りが無難なのかなと。