傷つきたくないって欲求には「期待されたくない」という部分もありそうだと思った話
突然で申し訳ないんですけど、『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』ってリズムゲームが好きで、かれこれ4年2か月ほどやってます。
そこでアイドルたちのセリフでよく聞くのが「ファンの期待に応えなきゃ!」というもの。
前回「自分が傷つきたくない」理由を長々と書いちゃいましたけど、その部分の1つとして「期待されたくない」ってのも大きな割合を占めてそうだなぁと思ったわけです。
というのも、期待しない方が幸せになれるってことは、逆に言えば期待すれば不幸になると考えられるためです。
不幸になる考え方をしてる人に合わせて生きるって辛くない?
「期待すれば不幸になる!」となると、その考え方を持ってる人に合わせて生きるの面倒だよねぇって気がしてくるわけです。
以前にも「不幸になりたくないなら期待しちゃダメ!」なんて記事を書きましたし。
期待してくる人間の面倒なところは、それに応えないと怒り出してくるところ。
頼んでもいないのに勝手に期待して、望みどおりにならなかったら怒りだすって「さすがにどうよ?」と。
まぁ割と自分にもこの傾向があるんで、書いてて心がうずく感覚はありますが「やっぱこんな人間にはなっちゃアカンよな」って感じです。
こう考えると、やっぱりある程度は人との関わりを制限しつつ、寛大に受け入れるメンタルを作ってくのが無難なところなんでしょうねぇ…
自分の知識とエゴを切り離すのが下手なのは「傷つきたくない」のが理由なんじゃない?
以前に「知的謙遜はGoogleが採用基準にしてるくらい成功には大事だ!」みたいな記事を書きました。
んで、この記事のなかで知的謙遜のテストをして、自分の知識とエゴの切り離しが下手なことを示しました。(25点中で8点しかなかった)。
これの対策としては、思い込みの修正が手っ取り早いよねってことらしいんですね。
そこで、この思い込みの深いところとしては「引きこもり=傷つきたくない」という欲求がありそうだなぁと感じたわけです。
『対人不安』が、引きこもりと深い関係にある
この考え方に至った理由は、以下の記事の『引きこもりになりやすい人の特徴』の部分を読んだからです。
記事によると、引きこもりと密接な関係があるのは『対人不安』とのこと。
「あぁ、やっぱりかー」と思いまして、これには首を縦に振るしかない感じです。
僕が会社員になりたくないのも、仕事内容や給料よりも人間関係でうまくやれるかが大きいので。
「傷つきたくない」ってエゴを満たすために「怒り」を使って人を遠ざけてる?
ここで「傷つきたくないから引きこもりたい…」ってのと「自分の知識とエゴを切り離すのが下手」ってのがつながってきそうなんですよ。
というのも「自分の知識とエゴを切り離す」というテストの質問は、以下のようになってるからです。
これを相手の視点で考えるとどうなるか。
「意見がちょっと違うだけでこんなムキになるとかめんどくさ!」ってなってもおかしくないでしょう。
自分の目の前にこの考え方の人がいたら「我が強そうだから関わらんとこ…」ってなるんで。
結果として「人と関わらない」「傷つきたくない」という欲求は果たせるんじゃないかなと。
相手がどう思うかって部分を全然考えてないんで、書いてて自分でも「これは人としてどうなの?」とも思っちゃいましたが。
まとめ
そんなわけで、長々と書いちゃいましたが自分の根っこの欲求は「傷つきたくない」ってのが大きそうだなぁと思った次第です。
過去にも「自分の心と距離をとろう!」みたいな記事を書いてるんで、これらを実践しつつ気長にやってくしかなさそうですかね。
同時に自分を責めるクセも少しずつ減らせていけば御の字かなと。
「頼み事なんて聞いてくれない…」って思い込みを和らげる、意外と忘れがちな考え方って?
前回の記事で「頼み事して断れるのは傷つくからやだなぁ…」なんてのを最後に書きました。
自分が引きこもりたいのも言ってしまえば「傷つきたくない」って部分が大きな理由の1つ。
とは言え、1人ぼっちになりたいわけじゃないので周りの人との協力は欲しいわけです。
書いてて「こいつめんどくせぇな…」って自分でもちょいと引いてますが、この思い込みを変えてくれるありがたい記事を見つけました。
それは「基本的に、相手の頼み事を断りたいと思う人はいないよ」って内容です。
「自分が頼み事されたら断りにくくない?」と考えたらめっちゃ納得
参考にしたのは以下の記事です。
記事で紹介されてる実験をもとにすると「自分の頼みを聞いてくれるのは10人に1人だ」って思ってたのが「6人に1人は気持ちよく聞いてくれた」みたいなんですね。
単純に考えると40%ほど思い込みと結果にズレがあると見ていいわけです。
個人的にはけっこうなズレがあるなぁと感じました。
これは「自分が頼み事されたら断りにくくない?」と言われたら納得できるところ。
僕の場合だと「聞いてあげないと悪いしなぁ…」とかよく考えちゃうんですね。
もし自分が手助けできなくても「あの人なら詳しいから何かいいアドバイスもらえるかも」と別の解決策を出してみたりとか。
そんなわけで相手にあまり負担にならない頼み事なら、問題はなさそうかなぁと思った次第です。
「親切心には裏がありそうで怖い…」「いや、親切は素直に受け取った方が嫌われないよ?」
個人的な目標である『引きこもる』ってのは、1人ぼっちになりたいってわけじゃありません。
なので「周りの人とみんな仲良く!」とは言わなくても、嫌われるのは避けたいところ。
ただ、嫌われるのを恐れるあまり「相手に借りを作りたくないなぁ…」って考えることがあります。
そこで『パレオな男』を見ると「他人のお願いは受けた方がいいし、頼み事もした方が好かれるよ!」なんて話があるのを見つけました。
相手からすれば、親切心を受け取ってくれた方が気分いいよね
参考にしたのは以下の記事の『互恵不安』の部分です。
他人の親切心に後ろめたさを感じやすいことを『互恵不安』といって、実験のなかでは18%の人が当てはまってたそうです。
5人に1人が該当するって考えると、割合としては高いなぁって感じます。
自分の場合だと「この頼みごとを聞いた代わりに、面倒なことを押し付けられるんじゃないか」って考えるのが原因なのかなと。
会社とかの組織だとこういう打算的な意図もあるんでしょうけど、フリーターとなった今の生活環境ではちょっと考えすぎかもしれません。
はたから見てると「いや、なんでそんなに身構えてんの…?」とかなりそうですしね。
とりあえず、家族やアルバイト先の親切心は素直に受け取るところから心がけても良さそうだと思えました。
自分から頼みごとをするのはハードルが高いんで、こっちは後回しに(頼みごとを断れるのって地味に傷つくし)。
「目標がない…」ってなったときに、落ち込まない視点の変え方って?
この記事を書いてるときに「今のオレは目標を見失った…やる気が出ない…」って状態になってます。
長期的に見れば
・引きこもる
・健康になって病気などので金がかかるリスクを減らす
・SNSやテレビを見ないようにして物欲を減らし、金を使うリスクを下げる
言い換えると『やらなきゃいけないことを減らす』『やんなくてもいいことから離れる』ってところが考え方のベースなんかなと。
「いや、じゅうぶんに目標もっとるやんけ」って突っ込まれそうですが、体感としては見失ってるんですよね。
そこで「目標を減らす方向に考えてるときって、目標に近づいてる証拠じゃない?」みたいな考え方があって、いい慰めになりました。
遠い目標は『推進モチベーション』、近い目標は『予防モチベーション』
参考になったのは、以下の記事になります。
記事のなかでは「モチベーションの戦略は2種類あるよ!」ってな話になってます。
その2つが『推進モチベーション』と『予防モチベーション』と呼ばれてて
推進モチベーション:「ダイエットする!」とかのポジティブな戦略
予防モチベーション:「無駄遣いをやめる!」とかのネガティブな戦略
なんて感じになってます、どっちも目標の立て方としては典型って感じがします。
んで、ここからがポイントで遠い目標だと推進モチベーションを使う傾向があって、目標が近づくと予防モチベーションに切り替わってくらしいんですね。
となると、何かを減らす方向に考えてる部分がある自分は「目標に近づけてるんじゃね?」と思えてくるわけです。
そう考えると「ちゃんと前に進んでるんだな」って気がしてやる気が出るといいますか。
別の記事でも書きましたが、この『前に進んでる感覚』ってモチベーションを保つのには重要なポイントになります。
今回の視点は、それを改めて実感したなぁってしみじみしました。
なので「今の自分には目標がないな…」って落ち込みそうになったときは「予防モチベーションに切り替わって、より目標に近づいてんじゃね?」と視点を変えてみると良さそう。