「失敗は成功のもと!」って言葉に注意しときたい1つのこと
「失敗は成功のもと!」なんて言葉はよく聞くと思います。
僕自身「父や会社の先輩たちと同じになりたくない!」って理由で今の生活スタイルになってるわけですし(将来には目を背けつつ)。
内向的で不安傾向が高い気質があるんで、この考え方は自分には合ってると感じてます。
ただ、この考え方に1つだけ注意しといた方が良さそうだなって話を見たので書いておこうかなと。
それは「自分自身の失敗は成功のもとにはならないかもね」って話です。
『(他人の)失敗は成功のもと』になりやすいんじゃないの?
参考にしたのは、以下の記事の『人間は失敗から学べるのか?』ってところ。
記事のなかで紹介されてる実験によると、『失敗』を意識した人たちは『成功』を意識した人たちより学習能力が下がってテストの成績が落ちたとのこと。
さらに『他人の失敗』を観察した後にテストをしたら、『失敗』を意識した人たちもテストの成績が上がったんだとか。
テストの成績が下がった原因としては「自尊心が減ったからじゃない?」なんて推測がされてます。
つまり「自責の念が強い人に当てはまるんじゃないの?」って気がしてます。
実体験からしても「オレはなんてバカなんだ…」って落ち込むだけ落ち込んで、とくに対策も考えずに時間だけ過ぎてくってのはよくやってましたんで。
この実験から教訓を得るとするなら
・自分を責める傾向が強い人は、自分の失敗は許すか受け入れるって方が成功につながるし、メンタルにも優しい
・『人の振り見て我が振り直せ』が、失敗を成功に活かしやすい
・自分の失敗を受け入れたいなら、記録をとって『他人』として見直してみる
って辺りが無難なのかなと。
「感情の浮き沈みが激しくて…」と悩んだとき、心に響いた考え方は?
日ごろから「感情の浮き沈みの激しさ、何とかならんかなぁ…」と悩んでおります。
過去にも「自分を受け入れよう!」とか「自分を遠巻きに見るクセをつければ?」ってのを実践して改善できてる気はしますが、まだまだ精進が足んないとも感じるわけです。
そこでもう1つ使えそうだって思えた『牧草地のメタファー』って方法があったんで、ちょいと書いてみます。
感情が暴れたら、抑えつけるんじゃなく暴れても大丈夫なようにする
これは『パレオな男』でブログを書いてる鈴木祐さん著の『ヤバい集中力』で紹介された方法の1つです。
ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45
紹介された文章を紹介させてもらうと、以下になります。
言うことを聞かない牛を牧草地で飼ってるとしましょう。このとき、牛のまわりに狭いフェンスをたてて閉じ込めてしまうと、牛は自由を求めて暴れ出して逆に被害が大きくなってしまいます。
ここで本当にすべきなのは、牛に十分なサイズの牧草地を与えて、どれだけ自由に動き回っても問題が起きないようにしてやることです。
アクセプタンスは、このように牧草地のサイズを大きくしてやる行為に似ています。牛が言うことを聞かないのは同じですが、少なくとも問題にはなりません。
この文章で印象に残ったのは最後の一文で、これを読んでると感情の浮き沈みに悩んでる自分を責めにくくなり、少しだけ寛大になれるところがいいなと。
目に見えない『感情』を『暴れる牛』に置き換えただけでも、かなり分かりやすくなったのもありがたいところ。
もちろんこれをやっただけで感情の浮き沈みに対する悩みは消えないものの、ムダに悩んで自分を責める回数や時間は減らせるのは期待できそう。
自分のストレス解消で、新しい戦力として使っていくつもりです。
自分を理解してほしいなら、行動をパターン化して分かりやすくするのはどうでしょうか?
前回の記事で「本当の自分なんて誰も見てくれちゃいない!」なんてのを書きました。
んで、それの対策の1つとして「価値観リストを作るといいかも」って話もしました。
こうすると、少なくとも自分で自分の価値観は見えやすくなるんじゃないかなと。
とは言え、「どうせなら他の人にも自分を知ってもらいたいなぁ…」と欲が出るのが人間でしょう。
自分がブログを書いてるのも、こういった部分があるのは否定できませんし。
そこで考えたのが「自分を分かりやすくすれば、相手も理解しやすくない?」ってところです。
行動をパターン化して、相手に「この人はこの時間にはこう動く」と読ませやすくする
そもそも僕という人間は内向的なんで、感情や環境の変化に疲れやすい性質があります。
となると、同じ理由で「人と話すの疲れるんだよなぁ…話すのは嫌いじゃないんだけど」なんて悩みもあると思うんですよ。
これって相手が何を考えてるか、何が好きで嫌いなのか分かんないところが大きいんじゃないのかなと。
『パレオな男』でも、難しい名前の人は信用されにくいなんて面白い記事もありますし。
名前が難しいだけで信用度が下がるんなら、行動や考えが分かんなかったらもっと信用しなくなるって仮説は成り立つと思うわけです。
そんなわけで身の回りの人や、何より自分の感情の安定のために行動をパターン化しておくのは大事なのかなぁって気がします。
英語で書かれた論文を見るよりも、こうやって『パレオな男』を見た方がスパっと分かりやすいってのもこれと同じなんだろうなぁ…
「本当の自分なんて誰も見てくれちゃいない!」って悩みはどう解決すればいいの?
最近、YouTubeで「本当の自分なんて誰も見てくれちゃいない!」なんてセリフ聞きました。
自分も何度か考えた覚えがあるので、ちょっと共感してかつての自分を思い出しちゃいましたねぇ、いざセリフで見ると痛々しさを感じてちょい凹みますが…
そんなわけで「本当の自分を見てくれない!」って悩みは何か対策を出せないかなぁとぼんやり考えてたら「本当の自分? そんなもんないよ?」ってのが常識らしいんですねぇ。
自己なんてたくさんあるんだから、どれが本当かなんて決めらんない
参考にしたのは以下の記事になります。
人間の脳にはいろんなプラグラムが備わってて、状況によって使われるプログラムが違うみたいなんですね。
これを特定して「これが本当の自分だ!」なんて言っても「それあんたの感情の一部なだけだから…」みたいになるわけです。
となると「本当の自分を見つけるんだ!」ってのは骨折り損なのかなと。
それでも本当の自分を見てほしいなら、価値観リストを作ってみるといいかも
んで、上記の記事で印象に残ってるのは「自分が良いものと感じれば本物と思いたがる」ってところ。
こうなると、『本当の自分』=『自分が良いと思ってるもの』って考えられる気がしてくるわけです。
自分の場合だと「宗教より科学を信じた方が分かりやすくない?」とか「物を増やすよりも減らしてった方が幸せじゃね?」ってところですね。
なので、対策としては価値観リストを作ってみると自分が良いと思ってるものが分かるかもしれません。
そのリストの作り方を書いた記事もあるので、参考にしてもらえればと思います。
自分にとってはお守りみたいになってるんで、迷ったり悩んだりしたときに重宝してます。
「お金が欲しい!」というより「家族との関係を良くしたい!」ってのがしっくり来る
ここ最近は『お金』の内容が多いこのブログ。
「30代までフリーターだとヤバいよ!」なんて話も聞きますが、だからと言って会社員に戻りたいとも思えないわけです。
将来的にはまずいってのは理解しつつも、今のフリーターの方が不幸は感じてないもんですから。
それでも「お金欲しいなぁ…」とぼんやり考えるわけですが、これって結局は「家族との関係をお金によって良くしたい!」ってだけじゃないのかと。
大きな変化に耐えられないと感じてるから、現状を維持したい
『金の切れ目が縁の切れ目』なんてことわざもあるように、お金ってのは信頼を築くうえでは大事なポイントだと思います。
家族間でお金の話を持ち出すのは、どこか生々しくて目を逸らしたくなってきますが。
ニートの間に不安だったのも、家族への後ろめたさがあったため。
ただ、これをもうちょい掘り下げると
1 お金を稼がないと家族に見捨てられる(父親はお金を稼がず横暴にふるまったため見捨てられた)
2 ニートになって父親と共通する部分が出てきた(同じように見捨てられるかも!)
3 手っ取り早くお金を稼ぐには『働く=また人間関係やストレスに悩まされる!』
4 1~3の未来を回避するために、アルバイトでもいいから収入を得て負担を減らさなきゃ!
ってわけで、自分という人間が生き残りつつ負担を減らして生きるには、家族との関係を良くするのがベストになってきます。
お金を稼ぐってのは、家族関係を維持するための手段の1つに過ぎないことになります。
んで、現時点で関係は維持できてる(と思いたい)ので「働いてまでお金を稼ぎたいとは思えないんだろなぁ…」って考えに至るんかなと。
なので「お金を稼ぎたい!」と思いながらも、「そこまで欲しいわけでもないんだよね…」って悩んだら、その根っこにあるものを掘り下げると良さそうです。
自分みたいな内向的で不安の気が強い人間は「○○をしないとどうなるか?」って考えると問題点がハッキリすると思います。